お使いのカメラはレンズが広角であることを理解してください。

snkh_0259aなるべくプロのカメラマンに依頼せずに、費用をかけないで撮影する方法を紹介します。

ホームページに掲載する程度のクオリティであれば、そして顔を中心にしたバストアップ(胸から上)の写真であれば、わざわざ費用をかけてプロに依頼する必要はありません。

わたしもお客様企業の担当者には、こんな感じで撮影してくださいと見本のファイルをメール添付して依頼しています。しかしながら、若干、注意して欲しい点がいくつかありますので、その説明をさせていただきます。

(1)人を撮る時は一歩、被写体に近づいて撮影する

現在、販売されているコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)も一眼レフで最初から付いているレンズも、ほとんどは広角、だいたい35mmであることを理解してください。スマートフォンでも撮影可能ですが、同様に広角レンズを搭載しています。標準は50mmですから、左右がかなり広く写し込まれることになります。これは逆に言えば、背景が広くなり写したい被写体が思ったより小さくなるということを意味します。

ホームページなどで個人の表情をレイアウトする時は、顔の表情が中心ですから、不要な背景が余分に写ってしまいます。トリミングを行うにしても、カットアウトする部分が大きくなれば写真データは小さくなります。

ホームページであれば写真サイズが小さくてもほとんど問題になりませんが、紙に印刷して使用する場合は使えなくなる可能性があります。名刺大で使うとして、ホームページなら数100KB あれば十分ですが、紙の印刷の場合は1MB は欲しいところです。

(2)なるべく自然光で撮影する

プロとアマチュアの決定的な差は、光の扱い方です。プロのカメラマンがストロボを使用する時に傘を立てたり光源をトレーシングペーパー覆ったりするのは、被写体に直接、光を当てない工夫です。

特にひとを撮影する時は、フラッシュは使用せず自然光で撮影してください。フラッシュを使うと直接、光が被写体に当たってしまい、白く飛んでしまいます。窓際や戸外で太陽が斜め上または横から被写体を照らす時間に撮影してください。直射日光や順光、逆光も避けてください。

室内がどうしても暗い場合は、フラッシュを真上に向けて反射光を使うようにしてください。表情に陰影が出た柔らかい写真になると思います。

(3)スナップ写真はなるべくひとをくっつけて撮影する

社内報やちょっとした印刷物に、イメージ写真として社内のスナップを撮る場合があると思います。

先にカメラに付いているレンズは広角と述べたことと関連しますが、普通に撮影すると出来上がった写真はひとがまばらで閑散な空間に見えます。

同僚との平均的な距離は1m 前後(注1)ですが、それを写真にすると実際より離れているように見えます。ツー・ショットやスリーショット(注2)を撮影したい場合、ひとの賑わいや闊達な社内風景を撮りたい場合は、身体が触れ合うぐらい近づいてもらって撮影してください。

(4)できるだけ大きなサイズで撮影しておく

ホームページで撮影するものと思っていたら、パンフで使うことになった──そんなケースやトリミングの可能性も考慮に入れて、できるだけ大きなサイズで撮影してください。数MBが理想です。

写真のファイル形式は「.jpg」にしてください。ほとんどのカメラメーカーのファイルの保存形式であり、他に利用する場合も扱いやすい「.jpg」にしてください。

以上を整理して、下記にまとめさせていただきました。

◆カメラは広角であることを理解する。
◆ひとを撮る時は一歩近づき、自然光を利用する。
◆複数のひとを撮る時は、なるべく近づいてもらってから撮る。

上記以外の、社長撮影やパンフレットで紙面の半分以上大きく使う写真などは、プロのカメラマンに依頼したほうが無難です。撮影内容と用途(注3)を伝えるのを忘れないでください。

ギャランティは拘束時間や撮影内容によって大きく変わります(注4)ので、事前の打ち合わせを行ってください。

(注1)密接距離:0cm~45cm、身体に容易に触れることができる距離、家族や恋人など、ごく親しい人がこの距離にいることは許されるが、それ以外の人がこの距離に近づくと不快感を伴う。 固体距離:45cm~120cm、ふたりがともに手を伸ばせば相手に届く距離。友人同士の個人的な会話では、この程度の距離が取られる。 社会距離:120cm~350cm、身体に触れることは出来ない距離、あらたまった場や業務上上司と接する時に取られる距離。
(注2)1枚の写真にふたり写っているのがツー・ショット、スリーショットは1枚の写真に3人写っている写真。
(注3)パンフレットの見開き(判型はA3)で使うことが分かっている場合、プロのカメラマンは数10MBで撮影します。
(注4)特別な環境での撮影は使用する機材・レンズが変わってきます。また、カメラマンが一般的に使用するカメラ以外のカメラやレンズをレンタルする場合があります。

次回は5/26(火)に掲載します。

引き続き[あなたと、あなたの会社のために]をご覧ください。

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