ビジネスをもっと自由に美しく。

2-3 紙ツール

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手元にほしい、いつでも見ることができる、安心できる紙媒体。

紙だから得られる喜怒哀楽、いまこそ積極的に活用したい。

回線速度下り100Mbpsと数年前に比べて格段に速くなってネット環境が充実し、一般家庭にもひと通りPCが普及した現在、もう紙媒体は必要なくなったという声が出ています。
各企業にも自社のホームページができて、タブレット端末がビジネスの場で使用されるシーンも珍しくありません。
しかし、あらゆる場所でビジネスの現場で紙媒体がなくなることはありません。理由は簡単です。分かりやすいからです。安心できるからです。その意味では紙媒体が復権しつつあるのかもしれません。

よく街中で、グーグルなどのマップを印刷した紙を持って行き先を探している人を見かけませんか。また、あなたはあるホームページを見ていて重要だと思ったページは印刷してから読んでいませんか。わたしはそうしています。
大切な情報だからこそ、手元に置いてすぐ見ることができる、紙に書かれた情報が欲しいのです。安心感が欲しいのです。

そして、ホームページで感動することはめったにありませんが、冊子や本で笑ったり泣いたりすることは珍しくありません。
ホームページは情報の網羅性を、紙ツールは人の心を動かす感性をそれぞれ持った独自のメディアと考えてみてはいかがでしょうか。

それぞれにある独自の機能と役割を上手に活かしたい。

さまざまな紙媒体について、その機能と役割をご説明します。

DM(ダイレクトメール)

見る側の自発的な意思があって初めて閲覧される企業のホームページに対して、DMは企業側が発信し、特定のお客様にダイレクトに届けるツールです。

強い印象付けとキッカケづくりが目的であり、ホームページなどへの誘導や問い合わせのレスポンスを狙います。DM到着後を見計らって、フォローするのもオーソドックスで効果的な営業手法です。採用においては、早期に学生とコンタクトを取りたい企業がDMを有効な武器として活用しています。

ただし、発送先リストの入手や郵送費も別に必要となることを考慮に入れる必要があります。

会社案内

何の事業をしているのか、収益の柱は何なのか、俗に言えば「●●屋さん」なのかがすぐに明確に分かることが必要です。そして一番重要なのが、自社を売り込む販促資料になっていることです。

会社概要や歴史、国内外の拠点網などを列挙しただけではデータ集に過ぎません。会社案内は社員の手を離れてスタンドアローンで存在することが多いため、誰にでも分かりやすく会社案内自身が自社を上手にプレゼンテーションしている必要があります。

良く分からないイメージ写真とどこかで聞いたことのあるようなフレーズで誌面を構成するのは止めましょう。どこに行こうとしているのか(方向性)、本業として伸ばしたい分野はどこか(主張)など本音を鮮明に打ち出しましょう。

事業所案内・製品案内

会社案内が自社を売るツールなのですから、事業所案内は各事業所を、製品案内は各製品を売り込むツールにすべきです。
最もありがちで陳腐なのが、全ページを均一のカタログにしてしまうことです。

各事業所や各製品開発製造部門にページを割り当て、自由につくってもらうなどの発想はできないでしょうか。もちろん、全体を調整し冊子として機能させる編集業務は業者に依頼することも考えられます。

商品・サービス販促ツール

上記の総合的な製品案内と異なり、単品の商品・サービス販促を企図した紙ツールで、個々の商品・サービスの特長を訴求します。

ひとつの商品やサービスにつきA4一枚(2ページ)またはA3二つ折り(4ページ)と判型をA4に揃え、2穴ファイル状にします。それらを綴じ込むホルダーを用意します。考え方としては、テレビCMでおなじみのディアゴスティーニの形態です。
定期的に出される商品・サービス販促のフライヤーがホルダーに収納されていきます。最初の1枚目のフライヤーをホルダーに綴じてお客様にお渡しするのが、理想的です。ホルダーには貴社名のロゴ・マークなど自由にデザインできるため、販促効果は抜群です。

こうすることによって、お客様には自社のファイルが散失しないように、自社の営業にとっては持ち歩く際に必要なファイルだけを収納することができ、営業活動に大きく貢献します。

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採用案内・入社案内

以前、人事のご担当者と親しくなった時の話が忘れられません。
「ホームページに書かれている文章を読んでも何も感じないが、採用パンフの文章を読むと感動することがあるよ」

わたしたちは、これがネットと紙の本質的で決定的な差異ではないかと捉えています。つまり、ホームページはデータや情報の発信装置であり、紙ツールは人を動かすチカラを持った武器であると。
特に採用案内・入社案内はページ数が多いため、社員の人となりをじっくり掘り下げることができ、またプロジェクトなどで時系列を追った起承転結のストーリーの掲載も可能です。

いわゆる旧来型の採用案内・入社案内、具体的には社長インタビューから始まって企業理念・事業内容の紹介、ドキュメント、社員個々のインタビュー、会社概要、売上高・営業利益の推移、国内外のネットワーク、地図などすべての要素を盛り込んだ採用案内・入社案内は姿を消すのではないかと予測しています。

学生に一斉に渡す総合メディアとして効率的なため、大量採用の金融や保険業界などでは一部存続するかもしれませんが、その性格は徐々に変革して、採用案内・入社案内と呼ぶのが難しくなっていくのではないかと思います。

サブツール

採用案内・入社案内以外で採用で使用される紙媒体を指します。

近年、重宝されているのが説明会資料です。
たとえば、説明会のPPTのスライド1枚1枚を縮小して紙面の片側にレイアウトし、余白に自由に書き込めるようにした冊子です。説明会自体が会社側からの一方的な情報伝達の場で、学生にとっては受け身で退屈な時間になりがちなのを、幾分か双方向性を取り入れてセミナーを活性化する狙いです。
さらに、PPTのスライドそのままを冊子にするのではなく、一部を空欄にして穴埋め問題にする工夫を凝らすケースも考えられます。

他には、当該企業の新聞記事をクリッピングして冊子にした資料もよく目にします。客観的な評価で企業価値を提示した例で、お客様企業には好評です。

会社説明会以外で使用されるのは、通称、後押しツールと呼ばれる紙ツールです。

これは、選考の終盤や内々定を出す時期に投下されるツールで、学生の最終的な決断を促すものとして活用されます。
この時期に選考に残っている学生は他社でも入社させたい優秀な学生であるため、その競合からお客様企業を選ばせる目的でつくられます。どの会社にしようかと逡巡している学生の背中をそっと押すためのツールです。

過去に「他社と迷ったが、●●が決め手でココを選んだ」という企画で入社1年目の若手社員を集めて取材した紙ツールが好評で、このパンフレットのおかげで入社を決めたという学生の話をうかがうことができて、その時はさすがに制作者冥利に尽きました。

以上を整理して、下記にまとめてみました。

◆ホームページと紙ツールの基本的な機能に違いがあることを理解する。
◆紙ツールは、ひとを感動させるツールである。

◆目的と用途を考慮して、どのような紙ツールが最適かを考える。

 

引き続き[あなたと、あなたの会社のために]をご覧ください。

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