ビジネスをもっと自由に美しく。

3-3 アイデンティティが必要な理由、その3

ターゲットは誰かをリアルに描いてみる。

4TPHOoGl_400x400仮に新発売の化粧品を売ることにしましょう。「対象は若い女性」だけでは不十分です。
その女性の名前、年齢、住まい、家族構成、勤め先、趣味、休日の過ごし方、お付き合いしている男性の有無など想定してみます。
佐藤加奈、24歳、都内マンション1DKに一人住まい、父母は現役で兄も一部上場企業勤務、自身は大手銀行で窓口業務、アウトドア派で休日はテニスかフットサルに夢中、現在は恋人募集中……など。

すると、彼女の人となりの輪郭が少しずつ明らかになり、対象層の嗜好や日常の立ち振る舞いが想像できるようになり、化粧品の好みや使い方のシーンまで見えてきそうです。
漠然としたターゲットのイメージからは漠然としたアイディアしか生まれません。一歩踏み込んで、リアルを追求しましょう。

こうすることによって、初めて貴社の商品・サービスの在り方が明確になり、アイデンティティが徐々に確立されて行きます。

本当の意味の「お客様の立場に立って考える」。

「顧客第一主義」「お客様は神様」とはマーケティングの初歩ですが、本当に実践されているでしょうか。

制作の立場として営業と同行しお客様企業に出向く機会がありますが、ご担当者様に一方的にセールストークを浴びせ続ける営業マンがいます。逆に、ご担当者様の意向に振り回され対応に追われる営業マンもいます。

前者は明らかに失格ですが、後者も正解とはいえません。なぜなら、お客様企業の先に本当の最終的なお客様がいる場合が多いからです。BtoC 企業がこのケースに該当するでしょう。ご担当者様の発言は彼の趣味嗜好かもしれず、本当に届かせるメッセージは一般消費者なのです。

場合によってはお客様企業の言いなりになるのではなく、勇気を持って異論を挟めるだけの市場動向や消費者マインドなどの情報とロジックを備えておく必要があります。

スクリーンショット 2015-09-13 16.49.23

 

BtoC 企業をお客様にする場合、本当のターゲットはその企業の向こう側にいるエンドユーザーになります。また、採用案件では採用する企業ではなくその先にいる学生がターゲットになります。
担当者の嗜好に合わせることも必要ですが、時には言いぱなしではなく言われぱなしでもなく、あなたなりの検討と思索に基づいた理論武装でお客様を説得しましょう。そして、商品・サービスに新しいアイデンティティを確立しましょう。

ここで、広報PRにアイデンティティが必要な理由を整理してみます。

◆伝える努力、伝わる工夫を徹底する。
◆貴社だけの価値、他社にはない価値をアイデンティティとして確立させる。
◆最終消費者、エンドユーザーなど本当のターゲットにアイデンティティを伝える。

 

引き続き[あなたと、あなたの会社のために]をご覧ください。



お気軽にお問い合わせください。 TEL 070-3630-0123 受付時間 10:00 - 18:00 (土・日・祝日除く)

PAGETOP
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.